会社設立にあたり、挨拶状を作成する場面があると思われます。
挨拶状は、状況に合わせた内容を選ぶ必要があります。
●例1 シンプルな挨拶状
新会社設立御挨拶 拝啓 ますますご清祥のこととお喜び申し上げます 平素は格別のお引立てに預かり厚く御礼申し上げます かねてより 皆様の御援助のもとに新会社設立を準備しておりましたが この度左記(下記)に事務所を開設し発足しました 今後は皆様の御要望に応え御奉仕に万全を期して努力致す所存でございます なにとぞ倍旧の御指導御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます 敬 具 平成__年__月 __________ ____ ____ |
●例2 設立の日付を入れる挨拶状
拝啓 __の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素はひとかたならぬご厚情にあずかり厚くお礼申し上げます さて このたび 私ども有志により新会社を設立いたし__月__日をもって 開業の運びとなりました 今後皆様のご期待に沿いますよう 社員一同全力を 挙げて社業に努める所存でございます 何とぞ格別のご支援 お引立てを賜りますようお願い申し上げます まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます 敬 具 平成__年__月 __________ ____ ____ |
●例3 個人営業から会社設立の場合の挨拶状
会社設立のご挨拶 拝啓 __の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます 平素は格別のお引立てをいただき厚くお礼申し上げます さて、弊社では 来る __月__日より左記(下記)のとおり 株式会社として営業することとなりました これもひとえに日頃よりの皆様方のご厚情とご支援によるものと 心より感謝している次第でございます このたびの会社設立を機に 社員一同さらなる精励を期して社業発展と皆様方のご要望に誠心誠意お応えできるよう努力いたしてまいる所存でございます 何卒従来に増してのご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます 敬 具 平成__年__月 __________ ____ ____ |
●例4 退職し会社設立した場合の挨拶状
拝啓 __の候 貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます このたび______を円満退職し ______を設立いたしました _____に在職中は ひとかたならぬご厚情を賜り厚くお礼申し上げます つきましては ______在職中同様なにとぞご愛顧ご支援を賜わりますよう 謹んでお願い申し上げます まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます 敬 具 平成__年__月 __________ ____ ____ |
上記に書いてある挨拶状は一例にすぎません。
挨拶状は企業を結ぶ一般的な礼儀であり、記入漏れや内容にミスがないよう注意しましょう。
設立の挨拶状なら最初から失敗するわけにはいきません。より一層の注意が必要になります。