アメリカ産のnew類型会社、合同会社とは・・・
合同会社は、米国で1990年代に急増したLLC(Limited Liability Company、有限責任会社)を日本に導入したものといえます。合同会社の組織運営方法は、利益の分配も含めて、出資額に関係なく社員間で自由に決めることができるため、人的資産重視型の構築が可能になります。 そのため、創業やジョイントベンチャーでの活用が期待されています。
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有限責任制:合名会社や合資会社と違い、社員は出資額の範囲までしか責任を負えません。
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内部自治原則:利益や権限の配分が出資金額の比率に拘束されず、取締役会や監査役を設置する必要もありません。
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意思決定:社員の入社、持分の譲渡、会社成立後の定款変更は原則、社員全員の同意となります。
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業務執行:定款で一部の社員のみを業務執行社員と定めることが可能です。
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決算書:貸借対照表、損益計算書、社員資本等変動計算書の作成が必要です。
合同会社の特徴としては・・・